貧困率の改善は世界の課題

日本ユニセフが考える貧困率の問題

これだけ文明が進化をしているにも関わらずに世界はまだまだ貧困に苦しんでいる人が多く存在しています。
一部の富裕層が富を独占していることがその一つの要因とも考えられていますが、貧困者が多いという事も大きな課題として考えられています。

つまり、文明の進化が全て一部の富裕層にのみ利益を与えるようになっているというのがこのシステムの問題点といわれるわけですが、問題はそれだけではないといっても良いでしょう。

というのは、この富裕層を支えているのが貧困層でもあるからだと日本ユニセフは言及しています。

今は世界中の多くの国が民主主義を採用していて、自分たちの支配者を選挙によって決める事が出来るというシステムを採用しています。
独裁の国がまだまだ多いという事はありますが、貧困が問題になっているのは何も独裁国だけではなく、民主主義国家でも貧困は大きな社会問題となっているので、これをどう解決するのかという事は人類の大きな課題となっていると考えても良いでしょう。

貧困者の絶対数が多いという事も問題ですが、貧困率が高いという事も大きな問題といえます。

貧困率は日本では年収にして約122万円以下となるような人達の割合を示すとしていますが、この割合は15%前後を推移しているところにあり、これは毎年上昇していく傾向があるという事も指摘されているのです。

勿論この年収については世界の国々で全く違う基準になるでしょうし、日本でもこの数字で区分けをする根拠は無いのですが、貧困者が増える傾向にあるという事は言えるという事が言えるでしょう。
つまり、民主主義の日本ですら貧困層は増えつつあるのが実情という事になっているというわけです。

富裕層が多くの人達を自分の組織の下に組み込んでいる

こうした事になる背景として考えられるのが、既に富裕層が多くの人達を自分の組織の下に組み込んでしまっているということが考えらます。
選挙によって選ばれる人は既に富裕層の意図を組んだ人が選ばれるようになっているので、富裕層に対して何ら効果的な対策を打つことが出来ないという事があると考えられることです。

既に富裕層は自分たちに収益が入ってくるという自動的なシステムを構築してしまっているので、これを排除することはなかなか難しいという事になっているわけです。

ほとんどの場合においては、会社のトップがこの富裕層にあたるわけですが、この会社のトップは組織として自分のいう事を聞く人達を配下にしていて、給与という形で配下の人達の考え方を支配しているので、これに逆らう事は配下の人が出来る事はありません。

何しろ自分の家族の生活がこのトップに握られているわけですから、これに逆らっては自分たちがどうなるのか分かりません。
しかも、この組織は一度外されると二度と入る事は出来ないようなものになっているので、どうしてもトップの意向に配慮した組織になるようになっています。

日本ユニセフが警鐘を鳴らす組織図

この組織の上手いところは生活困窮者を組織の一番下において、組織の中にいないと生活が出来ないかのようなイメージを植え付けている所にあります。
組織を出るとたちまち生活に困るという社会が存在しているので、一番下の組織に属する人達は、その生活を寛恕するしかなく、自分の身を守るにはトップの言う事を聞くしかないという状況を作り上げたというのが、その組織の問題点という事になるでしょう。

しかも、この組織の言う事は少なからずあたっており、組織を抜けるとさらに生活に困窮するという状況が待っているという事は間違いないわけで、この生活という人にとって最も大切な場所を人質に取られた状態で組織が編成されているというところが、今の社会の大きな問題という事になるでしょう。

自分の自由意思で組織に入っているわけではなく、生活できなくなるのでどこかの組織に属するしかない、するとそこではいくら働いても成果をトップが吸い上げていくというシステムが出来上がっていて、これに抗う事が出来ないという事になっているというわけです。

支配層は平等である必要は無いという意味不明な主義が横行している

このようなシステムに対して出てきたのが共産主義というものですが、この共産主義はみんなが平等という概念を持っていながらも、今の世界で実行されている共産主義は例外というモノが存在する所に大きな問題があります。

つまり、今の世界の共産主義では支配層は平等である必要は無いという意味不明な主義が横行しているわけです。
組織の一番下は支配者に属するもので、支配者を富裕層にするだけの存在であり、平等に貧困者になるというとんでもない考え方が今の共産主義なので、理想的な考え方を捻じ曲げて実行されているという事になるでしょう。

ですから、民主主義でも共産主義でも今の世界から貧困層がいなくなることはなく、むしろ増えているという事態になってしまっているというわけです。
これは景気がどうのこうのという問題ではなく、人の考え方によるものが大きいという事が言えるでしょう。

組織に属している人が自分の身を守ろうとすればするほど貧困者が増えていくという事になってしまっているわけです。

 

出典元

1.ユニセフと日本ユニセフってどう違うの!?